携帯サイト作成時には、最低限以下のことに注意すれば良いようだ
- 文字コードはシフトJIS
i-mode、EZwebはシフトJISしか対応しない。ヘッダでおまじないをしよう。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
- ページサイズは5KB以下
画像を含めた全体サイズである。適度に分割してやろう。実際はよほど古い機種でない限り、10KB程度まで平気。
- HTMLはどこまで記述できるか
ブラウザホンのパイオニアであるi-modeの仕様に従うのが無難。iモードHTMLは2004.01.11現在ver5.0まで規定されているが2.0で記述するのが良いだろう。むしろ2.0で記述できないようなページは、書くべきではない。
- 横幅によらないデザイン
一応のガイドラインは全角8文字。でも携帯端末の横幅は多種多様。
- TABLEタグは使わない
上記の横幅にも関係するが、TABLEを使うと横スクロールする場合がある。筆者のN503iではスクロールする。これは非常にうざったい。それに、iモードHTMLにTABLEタグは規定されていないのだ。今までも。そして恐らくこれからも。
- EZwebについて
EZwebにはHDMLという独自のマークアップ言語があるので、本来はこれでの記述が望ましい。しかし全体から見ればごく少数のEZのためだけにアレを覚えるのは非常に苦痛である。HTMLページはEZサーバー側でHDMLに変換してくれるので、これに期待する。当然、動作確認は出来ない。
- 画像について
i-modeはGIF、ボーダフォンライブ!(以下v-live!)とEZwebはPNGと分かれてしまっているので悩みどころ。CGIで振り分けるか、面倒であればGIF用とPNG用のリンクを張ってやれば良いだろう。古い機種を捨てるならJPEGという手もある。EZwebは画像への直接リンクは表示できないらしいが未確認だ。
- コメントは一行?
v-live!の規定で、複数行のコメントは動作保障外。実際は問題なさそう。
- Content-Lengthが必須?
CGIで出力するHTTPヘッダにContent-Lengthが必須と某サイトにあった。だが筆者はサボっている。今のところ問題ないようだ。
- クエリ名の制限
v-live!では、予約されているクエリ名がある。以下の名称はCGIに渡すクエリ名として使用してはならない。大文字小文字の区別はない。
pid, sid, uid, nl, cl, jsky〜, prc, cnt, reg
例 abc.cgi?pid=0
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